2017年2月に新規就航したANAの成田–メキシコシティ直行便。自動車業界を中心にメキシコへの進出が増加する中で、この直行便にはビジネスマンはもちろん、中南米に関心のある観光客の注目も大いに集めています。

今回、就航ほやほやのANA成田–メキシコシティ直行便のエコノミークラスを初めて利用したので、体験レポートをノートしました。総評としては、日本人に嬉しいツボが満載で「とっても快適！！」。ただ一点、最終目的地がメキシコシティではない場合、乗り換えが少し不便なのが玉に瑕・・・。皆さんの旅行の参考になれば嬉しいです。

 

【食事】お米がしっかり美味しい！和食がぴかいち☆

何と言っても和食が美味しい！お米がちゃんと水分多めの日本米なのが嬉しい限り。個人的には日本のビールのラインナップが揃っているのも嬉しいポイントです。

まず出てくるのはおつまみと飲み物。日本のビールがアサヒ、キリン、サントリー、サッポロとラインナップ豊富！メインの食事は海鮮ちらしとビーフシチューからの２択。今回は海鮮ちらしをチョイス！食事に併せて野菜スープのサービスも。ANAの野菜スープは出汁で有名な「茅乃舎」ブランドとの共同開発だそうで、タマネギベースに胡椒が薫りとっても美味しい。食後のデザートはハーゲンダッツのバニラが出てきます。その後少し間を置いて、軽食のバターブレッドとジュースのサービス。バターブレッドはほんのり甘くしっとりしていて美味。りんごジュースと併せて頂きました。朝食はお魚弁当とホットケーキからの２択。お魚弁当をチョイス！冷たい緑茶で頂きました。お茶があるのも嬉しいですね～。

 

【エンターテイメント】日本のコンテンツが豊富！スペイン語字幕の「この世界の片隅に」も登場

成田からメキシコシティまでは約13時間と長時間のフライトとなるため、エンタメコンテンツも旅を楽しむ重要なポイントですよね！その点、ANA便は最新のハリウッド大作や邦画はもちろん、日本のドラマやバラエティ番組まで充実の内容です。オーディオももちろん、日本のポップスから演歌、落語まで網羅しています。

3月のラインナップはアカデミー賞6部門受賞の「ラ・ラ・ランド」や日本で大きな話題となった「この世界の片隅に」など。メキシコでも上映している「この世界の片隅に」はスペイン語字幕版もありました。

 

【サービス全般】日本品質の丁寧さ！日本語コミュニケーションで楽ちん♪

添乗員の皆さんの応対がとっても丁寧・・・！アメリカ系の航空会社だと、時にかなり雑な印象を受けることがありますが、そういうことは全くありませんでした。トイレに常備しているボディ＆フェイスクリームなど細やかな気遣いも嬉しいポイント。また、今回のフライトは添乗員さんはほぼ日本人のようで、全て日本語でコミュニケーションできたためとっても楽ちんでした。日本人機長がスペイン語でも挨拶をしていたのが好印象でした♡

 

【PC環境】ビジネスマンにも嬉しい？充実のPC環境

各シートにPC電源やUSBポートがあるのも嬉しい！ノートパソコンを持ち込んで仕事を進めることもできちゃいます。今回は旅行シーズンではなかったこともあり、ほとんどが日本のビジネスマンらしき男性客ばかり。中にはスーツの人もちらほら・・・。

 

【乗り換え】経由地で発券も荷物引き取りも必要！初めての場合は時間に余裕を持って

今回の最終目的地はモンテレイだったため、メキシコシティでアエロメヒコ便に乗り換え。経由地のメキシコシティでモンテレイ行きアエロメヒコ便の発券が必要で、かつ、預けた荷物を一旦受け取り再度預ける必要があり、やや手間がかかりました（もちろん入国審査もあり）。メキシコシティでの乗り換えは、国際線ターミナルから国内線ターミナルへの移動したり、発券のためアエロメヒコのチケットカウンターに並んだりと時間もかかるため、初めての場合は特に経由時間は充分に取っておいたほうが安心かもしれません。

※参考までに、アメリカ系ユナイテッド航空のヒューストン経由便だと、成田空港にて最終目的地のモンテレイまで発券され、荷物は最終目的地での受け取りになり、経由地のヒューストンでは乗り換えのための入国審査のみで比較的簡単です。

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＜ご参考＞
【ANA公式サイト】成田ーメキシコシティ直行便サイト：　https://www.ana.co.jp/international/promotions/mex/

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