【3月12日まで】尾形光琳へのオマージュとリズミカルに踊る色彩、「KAZUYA SAKAI」展 in MAM(現代アート美術館)

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メキシコシティ、チャプルテペック公園内の Museo Arte Moderno(現代アート美術館)で開催中の企画展「KAZUYA SAKAI」展(312日終了)。KAZUYA SAKAIこと酒井和也氏、日本ではあまり知られていませんが、アメリカのMoMAやラテンアメリカの数多くの美術館が彼の作品をコレクションするなど、米国及び中南米で高い評価を受けています。

酒井和也氏は1927年にアルゼンチンで日系二世として生まれ、日本、メキシコ、アメリカなどに移り住み、2001年にアメリカのテキサスで亡くなりました。メキシコには、1966年から約11年間滞在しています。

アルゼンチン、メキシコ、米国で画家としての名声を高める他、日本文学のスペイン語翻訳家、美術や文学の教師、ジャズの批評家やジャズのラジオ番組の司会者、雑誌の編集者など、多岐に渡る活動を行いました。

日本をルーツに持ち日本文化にインスピレーションを受けつつ、様々な環境で同時代の芸術家達と刺激を分かち合い、作風を大胆に変化させながら創作活動を続けた、まさに ” Mestizo Cultural (ミックスカルチャー) ” な酒井和也氏。

今回の企画展では、彼のメキシコ滞在期間を中心に4つのパートに分かれ展示されています。まずは、ポップアートやカラーフィールド・ペインティングの影響が色濃いメキシコ移住直前のニューヨーク時代。次に、デザイナー兼編集者として創設から関わったメキシコの文化雑誌「Plural」の実績。そして、最大の見所である「Ondulacion(波)」のシリーズ。彼の代表作であり、琳派の尾形光琳をオマージュした豊かな曲線美、音楽的なリズム、中南米ならではの激しい色彩と、彼ならではの ”Mestizo Cultural” な作品群は圧巻です。最後に、同時代のメキシカン・ジオメトリズムとの関連性を紐解きます。

抽象絵画、抽象表現主義、幾何学的抽象、カンディンスキー(1866 – 1944)、ピエト・モンドリアン(1872 – 1944)、マレーヴィチ(1878 – 1935)、ジャクソン・ポロック(1912 – 1956)、バーネット・ニューマン(1905 – 1970)、マーク・ロスコ(1903 – 1970)、フランク・ステラ(1936 – )等がお好きな方には大変お勧めです!

 

 


  • 名称:Museo de Arte Moderno  近代美術館
  • 住所:Av. Paseo de la Reforma y GandhiI s/n, Miguel Hidalgo, Bosque de Chapultepec I,
  • URLhttp://www.museoartemoderno.com/
  • 開館時間:1015分~1730
  • 閉館日:毎週月曜日
  • 入館料:一般62ペソ(毎週日曜日は無料)

■参考:

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