メキシコシティのスケール感のある近現代建築3選

上階からエントランスへ

世界遺産登録のルイス・バラガン邸があることでも有名なメキシコシティですが、それ以外にも注目すべき建築が数多くあります。中でも、スケール感のある近現代建築を3つピックアップしてご紹介!建築・デザイン愛好家のみならず、是非そのスケールを体感しに行ってくださいね。

宙に浮く本棚!?バスコンセロス図書館

メキシコシティの北部に位置し、約60万冊の蔵書を持つ公立図書館。メキシコ人建築家アルベルト・カラチの設計で、その近未来的かつスケール感のあるデザインは世界中の建築雑誌で表彰されています。建物の外見は控えめな印象を受けますが、内部に入るとまるで宙に浮いているかのように並ぶ無数の本棚に圧倒されます。中央の吹き抜けには、メキシコ人現代芸術家ガブリエル・オロスコによってクジラの骨をもとに作られた巨大彫刻「マトリックス・モビル(Matrix Movil)」が吊るされており、本棚の浮く無重力空間を泳いでいるかのようです。

  • 名称:バスコンセロス図書館 (Biblioteca Vasconcelos)
  • 完成年:2006年
  • 建築家:アルベルト・カラチ(Alberto Kalachi)
  • 住所:Eje 1 norte Mosqueta s/n esq. Aldama, Col. Buenavista, Del. Cuauhtémoc, México D.F., C.P. 06350
  • URLhttp://www.bibliotecavasconcelos.gob.mx/

 

宇宙からやってきた!?ソウマヤ美術館

メキシコ人大富豪カルロス・スリムのコレクションを展示するソウマヤ美術館。ソウマヤの名はスリム氏の亡くなった妻の名前です。15世紀~20世紀のヨーロッパ芸術家の作品を中心に、メキシコの近代・現代芸術家タマヨ、シケイロス、リベラ、フランシスコ・トレド等の作品が収蔵されています。また、オーギュスト・ロダンのコレクションはフランスを除いて世界最大の規模を誇っています。

もともとメキシコ・シティ近郊にありましたが(現在はPlaza Loreto館として存続)、2011年、スリム氏の娘婿の若手メキシコ人建築家フェルナンド・ロメロが新館(Plaza Carso館)を設計し、メキシコ・シティ市内に完成しました。その外面は六角形のアルミニウムプレートが16千枚以上も用いられており、あたかも巨大な宇宙船のような強烈な存在感を放っています。

  • 名称:ソウマヤ美術館 (Museo Soumaya)
  • 完成年:2011年
  • 建築家:フェルナンド・ロメロ(Fernando Romero)
  • 住所:Boulervard Miguel de Cervantes Saavedra 303, Granada, Miguel Hidalgo, 11529 Ciudad de México
  • URLhttp://www.soumaya.com.mx/index.php/eng/

天から降る滝!?国立人類学博物館

メキシコを代表する考古学的遺物、民族学的工芸品や資料を展示する国立人類学博物館。1階は考古学、2階は民族学の合計24つの展示室があり、先住民の宇宙観を表した「太陽の石」、通称「アステカ・カレンダー」も1階の第7室に展示されています。

この博物館はメキシコ人建築家ペドロ・ラミレス・バスケスが、メキシコの古代建造物の様式やスタイルに着想を得て設計しました。特に圧巻なのは正面を入ってすぐの大屋根とメキシコの歴史などが彫られた円柱。吊り屋根としては世界で最も大きく、その広さは4,000平方メートル以上。また、円柱は噴水になっており、屋根からは滝のように水が吹き出しています。

  • 名称:メキシコ国立人類学博物館 (Museo Nacional de Antropología)
  • 完成年:1964年
  • 建築家:ペドロ・ラミレス・バスケス(Pedro Ramírez Vázquez)
  • 住所:Av Paseo de la Reforma & Calzada Gandhi S/N, Chapultepec Polanco, Miguel Hidalgo
  • URLhttp://www.mna.inah.gob.mx/index.html

 

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