
メキシコの現代建築家リカルド・レゴレッタ(1931-2011)の代表作品である「カミノレアル ポランコ」。
「カミノレアル」はメキシコで18軒、アメリカで1軒の高級ホテルを展開しているメキシコ資本のホテルブランドです。「カミノレアル ポランコ」は、1968年7月、メキシコシティでオリンピックが開催される数ヶ月前に開業しました。
この建築の特徴は現代的な感性とメキシコ土着の感性の融合であり、合理性や機能性に配慮しながら、メキシコならではの個性的で大胆な色の配色、平面の大きな外壁、自然光の差し込む内部空間、人々の集う中庭などを巧みに取り入れています。
リカルド・レゴレッタは30代半ばで「カミノレアル ポランコ」を手がけ、このホテルを機会に世界的な注目を集め、日本を含め各国で建築作品を発表していきます。
美術館や博物館等の文化施設があり緑豊かなチャプルペテック公園近くのポランコ地区にあり、観光のための立地としても適しています。メキシコシティへお越しの際に建築を楽しみたい方は、まずはこちらのホテルがおススメです!
- 名称:カミノレアル ポランコ (Camino Real Polanco Mexico)
- ジャンル:デザインホテル
- 場所:メキシコシティ、ポランコ地区
- 住所:Mariano Escobedo 700, Col Anzures Mexico City DF
- 店舗URL:http://www.caminoreal.com/destinos/polanco
- Trip Advisor URL:クリックで別リンクへ
- 室内のエントランスから見るピンクの格子壁と黄色の外壁。壁の内側には青色の泉がある
- 青色が印象的なバー
- 中庭にあるプール
- 中庭から室内へのアクセス
- 中庭の置物
- 建物をつなぐ渡り廊下
- レストランゾーンへつながる階段