ほぼ日IGフォトノート: 鮮やかなブーゲンビリア・ピンクのロサ・メヒカーノとは?

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壁一面に塗られたロサ・メヒカーノ(Rosa Mexicano)。英語にするとメキシカン・ピンク(Mexican Pink)で、鮮やかで明るい赤紫色を指します。メキシコ全土で咲き誇る、生き生きと美しいブーゲンビリアの色です。
ロサ・メヒカーノを「発見」した立役者は、メキシコ人マルチクリエイターのラモン・バルディオセラ。作家、画家、歴史家、ファッションデザイナーとして活躍した彼。メキシコ中を旅し先住民文化に触れる中で、ブーゲンビリア・ピンクがテキスタイルや工芸品など様々な場面で使われていることに気付きます。20世紀半ば、メキシコ人として初めてニューヨークのファッションショーに参加した時にブーゲンビリア・ピンクを用い、古来からメキシコ文化に根付いた色であることを記者団に伝えました。それを受けて、記者の一人がこの色を “Mexican Pink (Rosa Mexicano)”と呼び、この名称が誕生したのです。当時の政権が、観光招致のためメキシコ文化の国際的なプロモーションに積極的だったこともあり、彼のデザインと共にロサ・メヒカーノが欧州や米国の各都市で紹介され、この名称が広く認知されるようになりました。
このロサ・メヒカーノ、メキシコ人建築家ルイス・バラガンやリカルド・レゴレッタなども好んで使っています。写真で切り取るとかなり派手な印象ですが、メキシコの乾燥した空気や抜けるように青い空、強い日差しの陰影の中で眺めると、不思議と馴染んで見えるのです。


こちらの写真は、リカルド・レゴレッタ設計のモンテレイ現代美術館(Museo MARCO)の中庭。建築作品としての魅力だけでなく、メキシコの作家から国際的な作家まで、常に意欲的な企画展を開催することでも有名です。モンテレイにお越しの際は、是非足を運んで見てくださいね。

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