国際ランキング上位の注目レストラン「Quintonil」、実食レポ&予約のコツをノート!

メキシコシティ、ポランコ地区にひっそりと佇むモダンメキシカンレストランの「Quintonil(キントニル)」。
気付かずに通り過ぎてしまいそうな華美さの無い店構えですが、国内外の美食家を唸らせる有名レストランなのです。メキシコ国内のアワード「Gourmet Awards 2017」ではArte al Plato(芸術的な一皿)賞に輝き、また、国際アワードの「Latin America’s 50 Best Restaurants 2017」では6位に入賞(「World’s 50 Best」では22位)するなど、その実力はお墨付き。
- 「Quintonil」のロゴ
- 「Quintonil」の華美さのない店構え
「Quintonil」がオープンしたのは約6年前。現在35歳の若きシェフJorge Vallejoが、彼の妻Alejandora Floresと各国から集まったスタッフと共に、メキシコの豊かな食材を巧みに用い、メキシコの伝統料理のエッセンスを取り込んだ芸術的な料理を生み出しています。「Quintonil」はメキシコでよく使われるハーブの名前。店から程近い自家農園で野菜やハーブを栽培するこだわりも。
メニューはアラカルトと月毎のコース。コースは1,950ペソ(約12,000円)、ワインとのマリアージュの場合は3,335ペソ(約20,000円)。筆者が頂いたのは8月のコースで、食事8皿とデザート2皿の構成。メキシコで見慣れたウチワサボテンやフリホーレス(インゲン豆)などの食材が、「Quintonil」では美しさと繊細で深みのある味わいが最大限引き出され驚くばかり。また、高級店ながらインテリアはカジュアルな雰囲気で、リラックスして料理を楽しむことができました。
- タコのモザイク、トマティージョ(緑のプチトマト)ソース
- 本日の魚 “プエルト・ヌエボ” 風、海藻のソース
- ウイトラコチェのビスコチョ、
ここで、予約の際のちょっとしたコツを。OpenTableからも予約はできるのですが、2,3ヶ月先からしか予約が取れない…という人気ぶり。筆者の場合、たまたま通りがかりに同店があり、「明日開いている?」と尋ねたところ、いくつか空きの時間帯が!OpenTableとは別の予約枠を扱っているようなので、近い日程で予約を取りたい場合は直接お店に問い合わせをしたほうがいいでしょう。
メキシコの大衆料理とは一線を画す、メキシコ料理の新たな表情を知りたいアナタにおすすめのレストランです。是非お試しください!
- お店情報
- 店名:Quintonil(キントニル)
- ジャンル:レストラン、モダンメキシカン
- 住所:Newton No. 55, Polanco, 11560 Miguel Hidalgo, CDMX
- 時間帯: 13時00分~17時00分,18時30分~22時30分、日曜定休
- サイト:http://www.quintonil.com/en/
- 注意:禁煙、12才以下のお子様は非推奨
- 参考:Gourmet Awards サイト