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メキシコの最新ツーリズム動向とメキシコで楽しめるラグジュアリーなオトナ旅

メキシコは実は世界ランキング第8位の観光大国!日本ではあまり知られていませんが、ラグジュアリーなオトナ旅が楽しめるスポットでもあるんです。今回はメキシコの最新ツーリズム動向と、メキシコで叶うオトナの贅沢4選をノートします。こんな素敵なメキシコ、旅しなきゃモッタイナイ!
メキシコへの国際観光客数が3,500万人突破!
国連世界観光機関(UNWTO)が8月に発表したデータによると、メキシコの国際観光客数は2016年度に3,500万人を突破し、世界ランキングで第8位と順位を上げました。2015年度に比べると約300万人の増加と9%近い伸びとなり、世界ランキング順位も9位からランクアップ。ここ数年は毎年10%に近い伸びを見せており、この水準を維持すれば来年度には第6位の英国、第7位のドイツを超えてくる可能性が十分にあります。
ミレニアル世代から退職世代まで!米国旅行者の心を掴むメキシコ
この躍進を支えるのが、米国からの観光客の増加。若いミレニアル世代が楽しめるナイトライフやマリンスポーツの充実したビーチリゾート、退職世代がゆっくりと過ごせる美しいコロニアル都市や歴史ある遺跡群など、幅広い需要を満たす観光資源を揃えています。そんな豊富な観光資源に加え、メキシコペソがドルに対して低位で推移していることも追い風に。年々米国からの観光客数が増加しています。
2021年目標は5,000万人!国際直行便の増加で観光客増を狙う
メキシコ政府とメキシコ観光業界は、2021年までに国際観光客数を5,000万人にすることを目標にし、メキシコ観光資源のプロモーションの積極化に加え、メキシコへの国際直行航空便の増加などに取り組んでいます。例えば、2016年から2017年にかけて、メキシコへの国際直行航空便の席数は200万席以上増加しました。2017年には、日本からメキシコへのアクセスも大幅に改善しました。2017年初春にANAが成田⇔メキシコシティ線を開設。以前から直行便を就航していたアエロメヒコも便数を増加。現在では毎日2便の直行便で日本とメキシコが繋がっています。
旅しなきゃモッタイナイ!メキシコで楽しめる意外なオトナの贅沢
さて、日本でメキシコ旅行と言うと、ちょっとしたスリルを求めたバックパック旅行だったり、あるいはメーカー関連のワーカーの出張旅行だったりと、そんなイメージはないでしょうか。実際にメキシコへ訪れてみると、オトナの贅沢を満喫できる素敵な場所が溢れんばかりにあるのです。せっかくのバケーション、刺激的なデザインやアートを愛で、美味しい料理に舌鼓を打ち、サービスが行き届いたビーチリゾートでゆっくり過ごし、心も体もデトックスしたい・・・そんなあなたにこそおすすめなのが、そう、メキシコなのです。メキシコ在住の筆者がおすすめする、メキシコで楽しめるオトナの贅沢4選をノートします。
贅沢その①:ホテル・ラバー興奮必至!ハイセンスなデザインホテルの宝庫
格好良い建築と素敵なインテリアが大好きなホテル・ラバーにとって、メキシコは理想の場所。近年、ハイセンスで上質なデザインホテルがメキシコに続々と誕生しています。色彩溢れる豊かな大地に根付いた先住民文化と、ヨーロッパやアメリカから持ち込まれた文化が融合し、さらには昨今の安定した経済成長の後押しを受け、新たな感性のデザインが開花しているのです。グローバルの潮流となったミニマルやシンプルは没個性になりがち。そこにメキシコならではの “ごちゃ混ぜ” 感のエッセンスが上手く効いています。1名当たりではなく1室当たりの料金なので、2名以上で止まれば割安になるもの嬉しいところ。数日滞在するならば、いくつかのホテルに泊まり、ホテル毎のデザイン個性を楽しむホテル・ホッピングもおすすめです♪
- パティオ(中庭)の美しい「Casa de Rector」(グアナファト)
- ワイン畑を一望するコンセプチュアルな「Encuentro de Guadalupe」(エンセナーダ)
- ピンク色で可愛らしさ満点の「Rosa y Chocolate」(メリダ)
贅沢その②:進化するメキシコのガストロノミー、モダン・メキシカン料理とメキシコ産ワインのマリアージュはいかが?
旅の楽しみの大きな部分を占めるのが、ずばり“食”!日本よりひと足早く、2010年にユネスコによって無形文化遺産登録をされているメキシコ料理ですが、昨今ではその伝統を受け継ぎつつも現代的に洗練された “モダン・メキシカン” に世界の美食家が注目を寄せています。「Pujol」や「Quintonil」などの有名店は予約が困難なほど人気があります。また、メキシコ産のお酒といえばテキーラですが、実はワインの生産も盛んです。近年では国際的な賞を受賞する銘柄も出て来るなど、その存在感も徐々に高まっています。お洒落なインテリアで洗練されたレストランで、モダン・メキシカンとメキシコ産ワインのマリアージュに舌鼓…至福の時間になること間違いなし!
- 海鮮料理の素晴らしい「De Mar A Mar」(メキシコシティ)
- カジュアルなモダン・メキシカン「Origen」(オアハカ)
- エンセナーダのワイナリー
贅沢その③:サボテン×砂漠だけじゃない!メキシコで味わえるヨーロッパ気分
ステレオタイプなメキシコのイメージといえば、燦々と輝く太陽にサボテンの生えた砂漠の荒野・・・?もちろん、そんなエリアもあるのですが、意外(?)にも、メキシコの都市ではヨーロッパ気分を味わうことができます。
メキシコは16世紀〜19世紀にかけてスペインによって植民地支配を受けていた歴史があり、その間にヨーロッパの文化が多く持ち込まれています。メキシコの主要な都市の多くはその頃に建設されているため、中心部に大きな広場と教会があり、碁盤の目のように街が広がるというコロニアル都市の典型的な構造になっています。街中の建物は、中世からバロック、新古典主義、アール・ヌーボー、アール・デコまで幅広い様式を見ることができます。中世のヨーロッパ建築を横目に石畳を気ままに散歩、なんてこともメキシコではできるんです。片手にジェラードやクレープでは無くタコスで楽しむのがオツですね♪
- オアハカの中心地のバロック様式のカテドラル
- 暖色の街並みと石畳のサン・ミゲル・デ・アジェンデ
- 16世紀に建設された中世様式の都市グアナファト
贅沢その④:ビーチリゾート大国メキシコ!アメリカのセレブもFalling in Love♡
日本ではメキシコのビーチリゾートといえばカンクンが有名です。でも、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に囲まれてたメキシコには、カンクン以外にも多くのビーチリゾートがあるんです。グラデーションブルーの海と街歩きが楽しめるプラヤ・デル・カルメン、マヤ遺跡とビーチを同時に楽しめるトゥルム、フィッシングやホエール・ウォッチングで有名なロス・カボス、LGBTフレンドリーとしても名高いプエルト・バジャルタ、サーフィンのメッカであるプエルト・エスコンディドなどなど…。カーダシアン・ファミリーやケイティ・ペリーなどアメリカのセレブもメキシコのビーチリゾートに首ったけ。メキシコのビーチリゾートでくつろいでいる様子がパパラッチされています。そんなセレブの要求を満たすべく、メキシコのビーチリゾートには超高級志向のラグジュアリーなホテルやレストラン、クルージングなどが揃っています。あなたにピッタリのビーチリゾート、メキシコならではの幅広い選択肢の中から探してみてはいかがでしょう。
- プラヤ・デル・カルメンの美しいカリブ海
- ホテルに運び込まれる新鮮な海の幸
- プエルト・バジャルタの太平洋を見渡す眺望
1日2便の直行便があり実はアクセスも良好なメキシコ、贅沢なオトナ旅を楽しみたいアナタにこそ来てほしい!このノートでメキシコの魅力が少しでも伝われば嬉しいです。¡Bienvenido a México!